プログラミング研修の講師業務を終えて

某大手IT企業の新卒社員を対象に行われるプログラミング研修にて、講師の1人として参加してきました。
PHP・MySQL・HTML・CSSの基礎を学び、最終的にはPHPフレームワークLaravelを使用したプロジェクトを作成する、という内容のカリキュラムで、受講生たちの学習を3ヶ月間サポートました。

ほとんどの受講生はプログラミングの経験などない初学者ということで、最初この仕事のお話を頂いた時、「あ、これは相当脱落者が出るな」と思いました。我々講師の仕事は、そうした脱落者たちをどうにかして、1人でも多くすくい上げることになるだろうと予測していましたが、いざ蓋を開けてみればそんな杞憂はどこ吹く風。誰一人として脱落することなく、最終的には全員がLaravelを使いこなして、シンプルながらもすばらしいプロダクトを作り上げるまでに成長してくれました。

特徴的だったのは、この研修では「チーム制」を取り入れており、200人以上の受講生たちはそれぞれ5〜6人単位のチームの一員となり、チームビルディングをしながら同時にプログラミング学習を行っていった点です。
誰かが脱落しそうになると、チーム内の学習の進んでいる人が即座に「教える側」にまわることで、きめ細かなサポートができるだけでなく、教える側の人もまたアウトプットできることで自身の理解度を一層高める効果があったようです。

我々講師陣ももちろん、全力でサポートしました。とはいえ、テキストを読んでコードを書き、理解を深めていく、という学習の部分はほとんどチーム内で完結していて、講師陣の役割はもっぱら「バグ取り」ばかりになってしまいましたが・・・(笑)
しかしながら、全員初学者であるこの研修において、バグ取り役の人員が充実していたことは何よりだったと思います。バグはテキストを読んだだけではなかなか取り除けないですからね。バグが起きるたびに経験豊富な現役プログラマーの講師たちが即座にデバッグしていくことで、彼らも安心して未知の領域の学習を進めることができたと思います。デバッグの手法についてもかなり学べたのではないでしょうか。

ところで、他の講師たちと違って私はコンビニ経営をしながら完全に独学でプログラミングを身につけてきただけなので、知識や技術などは彼らの足元にも及びません。しかしながら同時に、そのおかげでこれまでに起こしたバグ=取り除いたバグの数は彼らの比ではありません。
ですので、この研修において私は「バグ取りおじさん」として大活躍しました(笑)受講生たちへもだいぶ貢献できたのではないかと思います。

他の講師さんたちとふれあい、さまざまな話をする中で、独学はかなり効率の悪い学習法であることを思い知らされましたが、今回出会えた現役バリバリのエンジニアさんたちとのご縁を大切にし、ぜひこれからは一緒に学んでいくことができたらと思っています。

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